CHIHO's cafe

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香港土産の杏仁を使って♡ 本格杏仁豆腐の作り方

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CHIHO's Cafeへ ようこそ~

 

昨年お土産としてゲットした『杏仁』

これを使った
本格的な杏仁豆腐のレシピを紹介します~

初の試みでドキドキでしたが
想像以上に美味しくできました^^

 

 

杏仁とは

字のごとく
杏(あんず)の種の中にある白い部分
仁(胚や核とも言う)のことです。

杏仁豆腐は
この仁をすり潰し(杏仁の呉汁)
絞った液(杏仁液)を
牛乳や砂糖などと混ぜて固めたものです。

香港では北杏と南杏が売られており
北杏はコク
南杏は香り
という特徴の違いがあります。

美味しく作るには混ぜるのがいいみたい^^

日本では手に入れにくく
手間がかかる点などから
溶かすだけの粉末タイプから
杏のエッセンスやリキュールで作るのが主流ですが
この杏仁を使うと風味が豊かに

バニラに置き換えると
バニラビーンズを使うか
バニラオイルやエッセンスを使うか
の違いと同じ感じです。

やはり本物にしか出せない風味や香りがありますよね~

なので一度
本格的に杏仁から作ってみたかったのです~♬

 

レシピ

材料 出来上がり約1L

  • 杏仁・・・・120~130g
  • 水・・・・・・・・・500cc
  • 砂糖・・・・・・・・・70g
  • 牛乳・・・・・・・・500cc
  • コンデンスミルク・・・10g
  • 粉ゼラチン・・・・・・10g

 *今回の杏仁は南杏と思われるタイプを使用

 *今回の砂糖はグラニュー糖を利用
  上白糖など白い砂糖なら何でもOK

 *今回は牛乳を利用
  トータルで500ccになるようなら
  好みの割合で生クリームに置き換えてもOK

 *コクを出すためにコンデンスミルクを利用
  無くてもOK

 

=杏仁液=

下準備 

★杏仁は一晩水に漬けておく

★漬けた水から500ccを残しておく

作り方

1.一晩漬けておいた杏仁と水で杏仁の呉汁を作る

 杏仁をできる限り細かく砕いて水とともに呉汁を作ります。
 私は今回フードプロセッサーで作りましたが
 ミキサーや大変ですがすり鉢でも作ることができます。  

  ミキサーー杏仁と漬けていた水とともに機械にかける
  フードプロセッサーーまずは杏仁だけを取り出し機械にかけ
            杏仁が細かい粒になったら
            少しずつ漬けていた水を加えてペースト状にし
            余った水と合わせておく
  すり鉢ー杏仁をすり鉢であたり徐々に水を加えていく

2.①でできた呉汁を濾し杏仁液を作る

 布巾や目の細かい網などでしっかり絞るように濾し
 450ccほどの杏仁液を取り出します。
 もし絞りがあまくて450ccに満たない場合は
 普通の水を加えて調整します。

 

=杏仁豆腐=

下準備

★ゼラチンは分量の牛乳から100ccほど取り出し
  ふやかしておく

作り方 

1.砂糖・牛乳・コンデンスミルクを鍋に入れ火にかけ温める

 熱すぎるとゼラチンの凝固作用が働かなくなるため
 砂糖が溶ける程度(指をつけて熱い程度)に温めてください。

2.濾しながら杏仁液を①に加える

 濾せば濾すほど滑らかな口当たりになるので
 できればもう一度濾す方が望ましいです。
 杏仁液を使ったこし器をそのまま使いまわしで構いません。

3.さらに濾して器に流す

 ここではゼラチンなどの溶け残りを取り除くため
 さらにもう一度濾しますが
 ここでは布巾ではなくざる(粗めでも可)などが望ましいです。
 ※出来上がった液体が熱い場合
  粗熱を取ってから器に流してください。

4.ラップなどをして冷蔵庫で冷やす

出来上がり~^^

 

まとめ

本来
生クリームを使った濃厚なタイプが好きなのですが
この牛乳だけのレシピでも
予想外にめちゃくちゃ美味しくできました~嬉々

凝固剤もゼラチンのみの使用でしたが
もっちりだけど口ですぐに溶ける絶品の食感~

杏仁液を作るのが若干手間ですが
(それ以外は超簡単です^^)
それを吹っ飛ばすほどの
しっかりとしつつも優しい杏仁の風味に
クセになりそうです(笑)

もし杏仁が手に入るのであれば
ぜひお試しを~